変貌する馬頭最終処分場計画 これが許されていいのでしょうか?

先ず県知事から説明がありました。必要な理由として、

①公共関与の管理型産廃最終処分場を持たない県は鳥取、島根、鹿児島(建設中)、栃木のみ、

②町からの2度にわたる設置要請、

③県議会から早急に建設するよう提言された、

④産業振興になる、を挙げました。

 

馬頭処分場の建設計画を大幅に変更したことについては、

①当初計画していた北側からの搬入路を断念して、南側からの搬入路を確保した、

②買収済みの土地を使って実施する(当初計画:78ha→変更計画:65,2ha)、と説明しました。

 

今後のスケジュールとしては基本設計に約1年、環境影響評価に約1年半を同時並行的に実施するとの説明でした。

 

 

回答は、例によって木で鼻を括るような通り一遍のもので、確かなことは作る意思が固いことだけで、十分な討論が出来ないものでした。

また、出席者が那珂川町民、那珂川町内の事業所に勤務する者に限定されていましたので、予め申し出ていた「那珂川町の自然と環境を守る会」主催の説明会を改めて開催することになりました。

「那珂川町の自然と環境を守る会」主催による馬頭最終処分場計画変更に伴う説明会

 説明会では、十分な質問・討論が出来なかったこと及び出席者が限定されていたことから、8月25日18:00~22:00那珂川町山村開発センターにおいて開催しました。参加者は主に県内・町内在住の約70名、説明側としては野澤環境森林部参事、北村馬頭処分場整備室長、馬頭処分場整備室那珂川分室職員、那珂川町環境総合推進室職員など、合計14名の方が出席されました。

 

 

 

県側から8月6日の説明会に使用した資料を材料にして同様の説明がなされました。

 

 説明後は直ちに質問・討論に入りました。質問の多くは8月6日と同様の

①備中沢の適地性判断に対する疑問、不当な判断、

②北沢不法投棄物処理問題、

③住民合意の不適正、

④受け入れ廃棄物問題(県内産廃のみか?放射性廃棄物を受け入れるのか?など)についてのものでした。

一つ、新しい発言として備中沢の住民アセスについての成果が伊吹信一氏(和見在住)及び高松健比古氏(日本野鳥の会栃木支部代表、八溝山系自然保護連盟会長、栃木県を代表する自然保護運動の実践家)から述べられました(県が実施した環境アセスをチェックする意味もある)。

その内容は、平成16年から動植物を中心に調査を行い、ブッポウソウ、フクジュソウ野生種などの希少種・絶滅危惧種の発見、アワブキチュウレンジという昆虫の新種発見(学術雑誌に発表済み、Akihiko Shinohara, Shin-ichi Ibuki and Hideo Hara: Arge meliosmae n. sp. (Hymenoptera, Argidae) Feeding on Meliosma myriantha in Japan, Bull. Natl. Mus. Nat. Sci. Sel. A. 37(2), pp. 99-112, May 22, 2011)、水生生物相の特異性などが述べられました。このような特異な生物多様性を有する地域は大変貴重なものであり、この生物相は大掛かりな改変を受ければ失われてしまうものであり、したがって、備中沢に産廃最終処分場を作ることは不当であるとのことでした。

備中沢の生物相はまさに「小さな宝石箱」とでも言えるのではないでしょうか。

 質問は上記のまとめの如くとなりますが、その内容には詳細・具体的なものが多く、県側の回答は壇上で相談した後答える場面もしばしばあり、また、何の前進もなく具体性を欠くものでした。

予定を1時間越えての討論でしたが、多くの疑問点が残されているので、再度、同様の説明会を開催することを決め終了となりました。

 

上記の説明会について、ゴミ連の長谷川憲文氏が動画にしてくださいました。

是非ごらんください。

『馬頭最終処分場計画変更に係わる町民説明会』

        2013年8月6日(火)19:00~21:00
        主催:栃木県・那珂川町

『馬頭最終処分場計画変更に伴う説明会』

 

 

2013年8月25日(日)18:00~22:00

主催:那珂川町の自然と環境を守る会

参考

 

『放射性廃棄物のスソ切り問題』

 

 

2012年12月2日(日)

主催:ゴミ問題を考える栃木県連絡会

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